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ネトゲ上でのマナー

こんなタイトルでページを作成してみたものの、実はここではそれほど語ることが無い気もしています。というのも、私は「マナー」というものは現実とネトゲの間で大して違わないと考えているからです。

例え相手の顔が見えなくても、人と人とのやり取りで親切にしてもらったら感謝する、迷惑を掛けてしまったなら謝る、相手のことを思いやる、こうしたことは言うまでもないことであり、同時に、これらができていれば「マナー」としては十分だとも思います。ですので、わざわざ「○○の場合は××しましょう」とか「△△してはいけません」とかは書きません。

ただ、このまま終わりにするのもさすがにアレなので、ネトゲやインターネット独特の「マナー」に関係ありそうな事柄について少し触れてみます。

文字、スラングについて
顔文字や記号、略語、スラングなどは表情が見えないネット上でのやり取りにおいて、うまく使うことで表現をぐっと豊かにしてくれたり、長い文章を入力する手間が省けたりと、何かと重宝するものです。けれども、時と場合によっては自分の意図しない印象を相手に与えてしまう可能性もあります。

例えば、顔文字には文末に添えることで、文字だけではそっけない文面も柔らかな印象にしてくれる効果を期待できる反面、顔文字を多用する人に対して若い、というか幼い印象を抱く人も少なからず存在します。また、シリアスな場面、堅い文章が要求されるような場に顔文字を使うことで説得力が欠けてしまったり、相手によっては「不真面目」ととられてしまうことも考えられます。

他にも、笑いを表現する「w」などもゲーム内や掲示板など様々な場所で目にしますが、これは本来「^^」のような笑顔、微笑みといったものよりももう少し俗っぽい笑いや嘲笑といったニュアンスを含みます。最近では顔文字同様に文章を柔らかくする意図で使われることも多いようですが、やはり相手によっては顔文字以上に不真面目な印象を与えてしまったり、不快に思う人もいるかもしれません。少なくとも、何かをお願いする時や謝罪をする時など、真剣な場面で使うことはあまりおすすめできません。

殴り、PK、PKK、MPKなど
※ 横殴り : 他のプレイヤーが攻撃している敵に横から手出し(横取り)すること
※ PK : Player Killing/Killer。他のプレイヤーを殺すこと/人 PKK : PKをするプレイヤーを殺すこと/人
※ MPK : モンスターを他のプレイヤーのところへ誘導して間接的にPKを行うこと

これらはいずれもユーザー間のトラブルの原因として上位に挙がるものです。
しかしながらほとんどの場合、規約にはこれらの行為に対する具体的な言及は含まれず、せいぜい「迷惑行為に当たるかどうか」という辺りで判断するしかないのですが、さらに困ったことにこの「迷惑行為」もまた線引きが曖昧だったりするため、この手の話題はしばしば泥沼化します。

実際のところ、仕様として実装されているPKなどは単純にその行為自体を禁止したり罰したりすることは有り得ないわけで、あとは特定プレイヤーへの粘着など運営が悪質と判断するものに限り、迷惑行為・ハラスメント行為などとして処罰される可能性があるという程度でしょう。

まず前提として、マナーを問うためには多くの人々の間で共通した認識が必要であると私は思っています。けれども現状では、ネトゲの「横殴り」や「PK」などはそれぞれの立場や状況、プレイスタイルによって随分と意見や認識に大きな違いがあるため(まあ横殴りはほとんどの場合嫌われますが)、その行為自体にマナーという言葉を当てはめることは難しいと思うのです。

最初の方で挙げている「思いやり」という点で見れば、「望まない人に対してPKをしかけるのはやはりマナー違反である」という意見もあるかもしれません。しかしながら、ゲームの仕様としてその行為が許されており、それを楽しむプレイヤーも存在する以上は、「PKは嫌だからやめてくれ」という主張は一方的であるという見方もできるでしょう。

よって、大切なのはただ一方的に主張することではなく(相手を理解するための意見交換は必要だとは思いますが)、自分とは異なる考えを持つ人がいることを認め、受け入れること。その上で互いが楽しくプレイできる方法を探すことこそが「マナーの良い」プレイヤーとしてのあり方なのではないでしょうか。

ちなみに誤解の無いように弁解しておきますが、ここではPKを推奨しているわけではないのですよ。ただ、そういったプレイスタイル、楽しみ方があってもいいとは思うんです。

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